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ステップ3(目次) → 6. ブロック
6. ブロック
◆
ブロックとは
◆
ブロック登録
◆
ブロック挿入
「ブロック」とは、
複数の図形を1つの図形として登録し、図面内に挿入することができる機能です。
登録したブロックを他の図面内に挿入する事もできます。
2つの図形があります。
この図形をブロック登録したものがこれです。

ただ単に片方を移動して重ねただけじゃないの?と思いましたか?(笑)
では、単に重ねたものと、ブロック登録したものの違いを見てみましょう。
このように、図形を選択した時にはっきりと違いが分かります。
左側は2つの図形を選択した状態ですが、右側は1つの図形として認識されていますね。
[補足]
ブロック登録した図形を、元の複数の図形に戻したい時は「分解コマンド」を使用します。
では、ブロック登録をしてみましょう。
>作業<
@半径500の円を描き、ポリゴンで内接する三角形を描く
参考
・
ポリゴンコマンド
A

(ブロック定義)コマンドを実行
B名前を入力
C先ほどの図形(2つ)を選択
D挿入基点を指定(例:円の中心)・・・自動的に値が取得されます。
E「OK」でブロック登録完了
[補足]
手順Cでオブジェクトを選択したあと、ブロック登録後の状態を選択できます。
「保持」
ブロック登録しても、元の図形はそのままの(複数の)状態
「ブロックに変換」
登録後、元の図形をブロックに変換
「削除」
登録後、元の図形は削除
では、先ほど登録したブロックを図面内に挿入してみましょう。
>作業<
@

(ブロック挿入)コマンドを実行
A先ほどのブロックを選択
B挿入位置を指定(例:画面上で指定)
挿入位置が決まっている場合は、その値を直接入力
C尺度を指定(例:そのまま)
※尺度を「- (負)」で指定すると鏡像ができます。
D回転角度を指定(例:回転なし)
E「OK」でブロック挿入
F挿入位置を「画面上で指定(手順B)」の場合は、図面上で位置を指定
※ブロックの挿入基点は登録時に指定した点になります。
[補足]
尺度・回転で「画面上で指定」にチェックを入れた場合は、ブロック挿入時にコマンドラインで値を指示します。
また、「分解」にチェックを入れておくと、ブロックを分解した状態で挿入できます。
3 - 7. ブロック作成
3 - 5. 階段
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