AutoCAD LT 入門者の自習室
対象:AutoCAD LT2000/LT2000i/LT2002/LT2004
※解説画像はAutoCAD LT 2000のものです。


HOMEステップ1 → Oスナップ(オブジェクトスナップ)

[補足] Oスナップ(オブジェクトスナップ)
Oスナップ
     ・端点
     ・中点
     ・交点
     ・仮想交点
     ・垂線
     ・近接点
     ・中心
     ・四半円点
     ・接線
     ・基本設定
     [補足] Oスナップの循環

Oスナップ

作図を助けてくれるものにOスナップ(オブジェクトスナップ)というものがあります。
これは図形の端点、中点などを自動的に導いてくれるものです。
※単独で使う事は出来ません。
たとえば、ある線分の中点を中心とした円を描きたい時など、他コマンド実行中に補助してくれるものです。



まずは、設定してみましょう。
>手順<
@画面下ステータスバーの「Oスナップ」を右クリック
A「設定」をクリック
Oスナップ1



すると「作図補助設定」ダイアログボックスが開きます(↓)。
ここで、常時自動的に導きたいモノを選択します。
Oスナップ2
よく使うのは「端点」「中点」「中心」「交点」だと思います。
チェックをつけたら「OK」で確定しダイアログボックスを閉じます。



「Oスナップ」をオンにしておきましょう。
ファンクションキー[F3]でも切り替えができます。
オン
Oスナップ3
オフ
Oスナップ4


これで先ほど選択した「Oスナップ」は常時自動的に導かれるようになります。
では、選択していない「Oスナップ」はどうしたら良いのでしょうか。
毎回先ほどの手順を繰り返すのは面倒ですね。

Oスナップ5 こういうときは、「一時Oスナップ」を利用します。

>手順<
@画面上部にあるOスナップツールバーを押し続けながら下にドラッグします。
A操作したいコマンドにマウスポイント(矢印)を合わせ左マウスを放します。

o1トラッキング・・・一時的に決めた点からの水平、垂直方向への交点
o2基点設定・・・一時的に決めた点からの指定距離にある点
o3端点・・・オブジェクトの端
o4中点・・・オブジェクトの中点
o5交点・・・図形の交点
o6仮想交点・・・交わっていない図形の交点
o7中心・・・円、楕円、円弧の中点
o8四半円点・・・円、楕円、円弧の四半円点
o9接線・・・円周上の接線の点
o10垂線・・・図形への垂線となる点
o11挿入基点・・・ブロック、文字の挿入基点
o12点・・・点
o13近接線・・・線上の任意の点
o14一時的に解除
o15設定



さてさて、このままではよく分からないと思うので、主な「Oスナップ」を実際に使ってみましょう。



■端点
Oスナップ6 まずは適当な線分を描いてください。
(例)右端の点を中心とした円を描きたい

>手順<
@円コマンドを実行
ここで、コマンドラインに[中心点を指定]と指示されます。

A線分の右端近くにカーソルを合わせる
どうですか?自動的に「端点」が導かれましたね。
あとは、その端点を中心として円を描けば良いのです。

Bクリック(確定)してその「端点」を中心に円を描く

[補足]
設定で「端点」を選択している場合は、このように自動的に「Oスナップ」が取れますが、設定していない場合は「一時Oスナップ」を使いましょう。

>手順<
@円コマンドを実行
A「一時Oスナップ」からオブジェクトスナップ1(端点)を実行

あとは同じです。
カーソルを近づけると自動的に端点が導かれます。


ポイント
ポイント
他の「Oスナップ」も基本的には同じです。
設定していないスナップを取りたいときは、一時Oスナップを使います。
重要なのは、今回のように何かのコマンドを実行している際、補助的に用いるのが「Oスナップ」です。
単独では用いる事が出来ないので注意しましょう。


以下、主な「Oスナップ」を簡単に紹介しておきます。
色々と自分で試してみてくださいね。


■中点
オブジェクトスナップ2





■交点
オブジェクトスナップ3

(例:線分Aと線分Bの交点)






■仮想交点
オブジェクトスナップ4

(例:線分Aと線分Bの仮想交点)
Oスナップ7



Oスナップ8
(例:仮想交点を基点に新たに線分を描く)
>手順<
@線分コマンドを実行

A一時Oスナップのオブジェクトスナップ5(仮想交点)を実行

B線分Bを選択
コマンドライン:[ _line 1 点目を指定: _appint どこの]

C線分A付近にカーソルを合わせる
コマンドライン:[ _line 1 点目を指定: _appint どこの と]

自動的に仮想交点が導かれましたね。




■垂線
オブジェクトスナップ6

(例:点Bから線分Aへの垂線)

Oスナップ9




■近接点
オブジェクトスナップ7

(例:点Bから線分A上の任意の点まで線分を描く)


Oスナップ10




■中心
オブジェクトスナップ8
Oスナップ11




■四半円点

オブジェクトスナップ9
Oスナップ12




■接線
オブジェクトスナップ10

(例:点Aから円への接線を描く)
Oスナップ13





■基本設定
オブジェクトスナップ11

(例:点AからX方向に80、Y方向に40離れた点Bを基点に線分を描く)
Oスナップ14 >手順<
@線分コマンドを実行

A一時Oスナップの(基本設定)を実行
コマンドライン:[ _line 1 点目を指定: _from 基点:]

B点Aを選択

C点Bまでの相対距離を指定
[ _line 1 点目を指定: _from 基点: <オフセット>: @80,20] Enter

これで線分コマンドの始点(点B)が取れましたね。




[補足] Oスナップの循環
下の図を見てください。
分かり難いですが、実は今スナップが取られている「交点」のすぐ左に、線分Aの「中点」があります。
「交点」のスナップを取りたいのですが、自動的に「中点」が取られてしまう事があります。
こういう場合、一時Oスナップで「交点」だけを取るか、
[Tab]キーでOスナップを循環させます。

Oスナップ15

補足目的のOスナップが取りづらい場合
方法 1: 一時Oスナップを使って目的のスナップだけを取る
方法 2: [Tab]で循環させる




[補足] Oスナップ(オブジェクトスナップ)
 文字
 円弧




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