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13. グリップ機能
◆
グリップ機能
・
ストレッチ
・
移動
・
回転
・
尺度変更
・
鏡像
グリップ機能とは、コマンドが実行されていない状態で図形を選択し、そこから直接コマンドを実行する機能です。わざわざ左ツールバーからコマンドを選択しなくても良いということです。
グリップ機能から直接実行できるコマンドは「ストレッチ」「移動」「回転」「尺度変更」「鏡像」で、
[Space]キーで循環させます。
では、実際に練習してみましょう。
まずは、適当な大きさの三角形を描いてください。
【 普通(選択解除)】
では、その三角形を選択してください。
【 選択状態 】
更に、その三角形の底辺右の頂点を基点として選択してください。
【 基点を指定 】
グリップ機能は【基点を指定】した状態で行います。
[補足] 逆に選択を解除したい場合は
[Esc]キー で順に解除していきます。
では、それぞれのグリップ機能を簡単に説明していきます。
コマンドラインの指示に従っていくだけですので、ここでは主な方法だけ説明しますね。
■ストレッチ
>手順<
@基点を指定
Aコマンドラインを確認
[Space]で循環させながら、ストレッチモードにしてください。
※コマンドラインの状態がこうなればOK(↓)
[** ストレッチモード **]
[新しい点を指定 または [基点(B)/複写(C)/元に戻す(U)/終了(X)]:]
B新しい点を指定
■移動
>手順<
@基点を指定
Aコマンドラインを確認
[Space]で循環させながら、移動モードにしてください。
※コマンドラインの状態がこうなればOK(↓)
[** 移動モ-ド **]
[目的点を指定 または [基点(B)/複写(C)/元に戻す(U)/終了(X)]:]
B目的点を指定
[補足]
最初の目的点を取る際に
[Shift]を押しながら確定すると、連続複写ができます。
2回目以降は「左クリック」だけで次々と複写されていきます。
■回転
>手順<
@基点を指定
Aコマンドラインを確認
[Space]で循環させながら、回転モードにしてください。
※コマンドラインの状態がこうなればOK(↓)
[** 回転モ-ド **]
[回転角度を入力 または [基点(B)/複写(C)/元に戻す(U)/参照(R)/終了(X)]:]
B角度を入力し「Enter」で確定
■尺度変更
>手順<
@基点を指定
Aコマンドラインを確認
[Space]で循環させながら、尺度変更モードにしてください。
※コマンドラインの状態がこうなればOK(↓)
[** 尺度変更モ-ド **]
[尺度を入力 または [基点(B)/複写(C)/元に戻す(U)/参照(R)/終了(X)]:]
B尺度を入力し「Enter」で確定
■鏡像
>手順<
@基点を指定
Aコマンドラインを確認
[Space]で循環させながら、鏡像モードにしてください。
※コマンドラインの状態がこうなればOK(↓)
[** 鏡像モ-ド **]
[対称軸の 2 点目を指定 または [基点(B)/複写(C)/元に戻す(U)/終了(X)]:]
B対称軸の2点目を指定
[補足]
鏡像モードになるように循環させたあと、手順Bの前に[基点(B)]を指示すると、対称軸を自由に指定できます。
>手順<
@鏡像モードにして[基点(B)]を指示
[対称軸の 2 点目を指定 または [基点(B)/複写(C)/元に戻す(U)/終了(X)]: B] Enter
A基点(A)を指定
コマンドライン:[基点を指定:]
B2点目(B)を指定
コマンドライン:[対称軸の 2 点目を指定 または [基点(B)/複写(C)/元に戻す(U)/終了(X)]:]
ステップ2(詳細目次)
1 - 12. トリム・延長・面取り・フィレット
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