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対象:AutoCAD LT2000/LT2000i/LT2002/LT2004
※解説画像はAutoCAD LT 2000

ステップ1:AutoCADの基本操作を覚えよう


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 → ステップ1(目次) → 11. 尺度変更・ストレッチ・長さ変更

11. 尺度変更・ストレッチ・長さ変更

尺度変更
     ・参照
ストレッチ
長さ変更
     ・増減
     ・比率
     ・全体
     ・ダイナミック





尺度変更

尺度変更コマンド(尺度変更コマンド)で図形の尺度を変更することが出来ます。

では、三角形の尺度を変更してみましょう。

適当な三角形を描いてください。

>手順<
@尺度変更コマンドを実行

A三角形を選んで「右クリック」で確定
コマンドライン:[オブジェクトを選択]

B基点を指定
コマンドライン:[基点を指定]
尺度変更1

C尺度を入力
1/2の場合:[尺度を指定 または [参照(R)]: 0.5] Enter
2倍の場合:[尺度を指定 または [参照(R)]: 2] Enter
尺度変更2

[補足]
1/2の場合、そのまま1/2と指定しても大丈夫です。
[尺度を指定 または [参照(R)]: 1/2]



■参照
尺度がはっきり分からない場合は、「参照」を利用します。
例えば、1辺が「234」の三角形を、1辺が「162」になるように尺度変更したい場合を考えてみましょう。
いちいち尺度を計算するのは面倒ですね。
尺度変更3

★方法 1
1.上記手順Cで「参照」を指示
[尺度を指定 または [参照(R)]: R] Enter

2.もとの長さを入力
[参照する長さを指定 <1>: 234] Enter

3.変更後の長さを入力
[新しい長さを指定: 162] Enter



★方法 2 (もとの長さも分からない場合)
1.上記手順Cで「参照」を指示
[尺度を指定 または [参照(R)]:R] Enter

2.もとの長さ(辺)を指示する

@辺の1端を指示
尺度変更4
コマンドライン:[参照する長さを指定 <1>:]

A辺のもう1端を指示
尺度変更5
コマンドライン:[ 2 点目を指定:]


3.変更後の長さを入力
[新しい長さを指定:162] Enter



ストレッチ

ストレッチコマンド(ストレッチコマンド)で図形を引き伸ばしたり、縮めたりします。

では、長方形でストレッチの練習をしてみましょう。

適当な大きさの長方形を描いてください。
※「長方形コマンド」で描いた場合は「分解」しておいてください。

>手順<
@ストレッチコマンドを実行

A「交差窓」でストレッチする部分を選択
コマンドライン:[ストレッチするオブジェクトを交差窓 または ポリゴン交差窓で選択...]
ストレッチ1

B基点を指定
コマンドライン:[基点 または 移動距離を指定:]
ストレッチ2

C目的点を指定
コマンドライン:[目的点を指定:]

引き伸ばす
ストレッチ3

縮める
ストレッチ4


うまく出来ましたか。
重要なのは「交差窓」で選択するという事です。
ストレッチ5



[補足]
ストレッチする場合、選択する部分によってストレッチのされ方が違います。
例えば、下のように選択すると、先ほどのストレッチとは違う結果になります。
よく見比べておいてください。

ストレッチ6



長さ変更

長さ変更コマンド(長さ変更コマンド)で線分の長さを変更できます。

では、長さ100の線分を1本描いてください。


ここで、「長さ変更コマンド」について絶対に覚えておくべき事があります。
このコマンドでは、オブジェクト選択の際、線分のどちら側を選ぶかが重要となります。

左側を選択
長さ変更1
右側を選択
長さ変更2
どちら側を選ぶかによって、コマンドが実行される基点が変わりますので注意してください。
では、実際に線分の長さを変更してみましょう。



■増減
増減する長さを指定

長さ変更3
線分を30mm伸ばしてみましょう。

>手順<
@長さ変更コマンドを実行

A[増減(DE)]を指示
[オブジェクトを選択 または [増減(DE)/比率(P)/全体(T)/ダイナミック(DY)]: DE] Enter

B増減分を指示
[増減の長さを入力 または [角度(A)] <0.0000>: 30] Enter

Cオブジェクトを選択
コマンドライン:[変更するオブジェクトを選択 または [元に戻す(U)]:]

ここで左側を選ぶと、Aを基点に左に30延長されます。
逆に右側を選ぶと、Bを基点に右に30延長されます。


Dもう一度「Enter」でコマンド終了




■比率
元の長さとの比率を指定

長さ変更4
半分(長さ50)にしてみましょう。

>手順<

@長さ変更コマンドを実行

A[比率(P)]を指示
[オブジェクトを選択 または [増減(DE)/比率(P)/全体(T)/ダイナミック(DY)]:P] Enter

B比率を(%で)指示
[長さの比率を入力 <100.0000>: 50] Enter

Cオブジェクトを選択
コマンドライン:[変更するオブジェクトを選択 または [元に戻す(U)]:]

※図は右側を選択した場合です。

Dもう一度「Enter」でコマンド終了



■全体
線分全体の長さを指定

長さ変更5
全体の長さを130にしてみましょう。

>手順<

@長さ変更コマンドを実行

A[全体(T)]を指示
[オブジェクトを選択 または [増減(DE)/比率(P)/全体(T)/ダイナミック(DY)]:T] Enter

B変更後の全体の長さを入力
[全体の長さを入力 または [角度(A)] <1.0000>: 130] Enter

Cオブジェクトを選択
コマンドライン:[変更するオブジェクトを選択 または [元に戻す(U)]:]

ここで左側を選ぶと、Bを基点に全体が130の長さになります。
逆に右側を選ぶと、Aを基点に全体が130の長さになります。
※選んだ方向に延長されるという事です。


Dもう一度「Enter」でコマンド終了



■ダイナミック
線分を直接延長・縮小

長さ変更6
>手順<
@長さ変更コマンドを実行

A[ダイナミック(DY)]を指示
[オブジェクトを選択 または [増減(DE)/比率(P)/全体(T)/ダイナミック(DY)]:DY] Enter

Bオブジェクトを選択
コマンドライン:[変更するオブジェクトを選択 または [元に戻す(U)]:]

C変更後の終点を指定
コマンドライン:[新しい終点を指定:]

※図は右側を選択した場合です。

Dもう一度「Enter」でコマンド終了


[補足]
今までは手順Aで次の操作(増減、比率など)を指示していましたが、そのままオブジェクトを選択すると、選択した線分の長さがコマンドラインに表示されます。線分の長さが知りたいときなどに利用できます。



 1 - 12. トリム・延長・面取り・フィレット
 1 - 10. 配列複写・削除





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