AutoCAD LT 入門者の自習室
対象:AutoCAD LT2000/LT2000i/LT2002/LT2004
※解説画像はAutoCAD LT 2000のものです。


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10.トリム・延長・面取り・フィレット
トリム
延長
面取り
フィレット
応用 (面取り・フィレット)




トリム

トリムコマンド(トリムコマンド)では、ある図形を境界として必要の無い部分を切り取ることが出来ます。

例:線分Bを境界として、線分Aの右側を切り取ってみましょう。

トリム1


トリム2 >手順<
@トリムコマンドを実行

A境界となる線分Bを選択
コマンドライン:[オブジェクトを選択:]

B「右クリック」で境界の選択を完了


トリム3



C切り取る部分(線分Aの右側)を選択
コマンドライン:[トリムするオブジェクトを選択 または [投影モード(P)/エッジ(E)/元に戻す(U)]:]


トリム4



D「Enter」もしくは「右クリック」でコマンド終了



[補足]
切り取る部分が内側にある場合は、その外側の図形を境界とします。
例:線分Bと線分Cに挟まれた部分を切り取る

トリム5

>手順<
@トリムコマンドを実行

A境界として線分B、線分Cを選択


Bトリムする(切り取る)部分として、挟まれた部分を選択(↑)
すると、このように内側がトリムされます(↓)。


C「Enter」でコマンド終了



コツ 
コツ
境界がよく分からなくなった場合は、全部選んでしまいましょう(笑)。
その後、必要の無い部分をトリムすれば簡単です。





延長

延長コマンド(延長コマンド)で線分を延長することが出来ます。

では、線分Aを線分B(境界)まで延長してみましょう。

延長1


延長2 >手順<
@延長コマンドを実行

A境界となる線分Bを選択
コマンドライン:[オブジェクトを選択:]

B「右クリック」で境界の選択を完了


延長3



C延長するオブジェクト(線分A)を選択
コマンドライン:[延長するオブジェクトを選択 または [投影モード(P)/エッジ(E)/元に戻す(U)]:]


延長4



D「Enter」もしくは「右クリック」でコマンド終了



[補足]
このように、延長コマンドでは境界までしか延長できません。
では、次のように境界の向こう側まで延長したい場合はどうしたらいいのでしょうか。

延長5


この場合は、「長さ変更コマンド」のダイナミック(DY)を利用します。

線分Aは「延長コマンド」
線分Bは「長さ変更コマンド」のダイナミックを利用

延長6





面取り

面取りコマンド(面取りコマンド)で面を取る(斜めに角を取る)ことが出来ます。

では、まず四角形を描いてください。

面取り1

(例:長さ10で面取り)

>手順<

@面取りコマンドを実行

A面取りする長さ(D)を指定
[1 本目の線を選択 または [ポリライン(P)/距離(D)/角度(A)/トリム(T)/方式(M)]:D] Enter

B1本目の面取りする長さ(例:10)を入力
[1 本目の面取り距離を指定 <0.0000>:10] Enter

C2本目の面取りする長さ(例:10)を入力
[2 本目の面取り距離を指定 <10.0000>:10] Enter

面取り2 Dもう一度「面取りコマンド」を実行

E面取りする1本目の線(A)を選択
コマンド:[1本目の線を選択 または [ポリライン(P)/距離(D)/角度(A)/トリム(T)/方式(M)]:]

F面取りする2本目の線(B)を選択
コマンド:[2本目の線を選択:]


面取り3



G面取り完了

これで、距離がともに10で面取りが出来ましたね。



[補足]
図形をポリラインで描いた場合(長方形コマンド含)、1回の操作で四隅を面取りする事が出来ます。

>手順<
@面取りコマンドを実行

Aポリライン(P)を指定
[1 本目の線を選択 または [ポリライン(P)/距離(D)/角度(A)/トリム(T)/方式(M)]: P] Enter

C図形(ポリライン)を選択
コマンドライン:[2D ポリラインを選択:]
面取り4

D面取り完了
コマンドライン:[4 本の線に 面取りを実行しました]
面取り5





フィレット

フィレットコマンド(フィレットコマンド)で角を丸めることが出来ます。

では、まず四角形を描いてください。

フィレット1

(例:半径10でフィレット)

>手順<

@フィレットコマンドを実行

Aフィレットする半径(R)を指定
[最初のオブジェクトを選択 または [ポリライン(P)/半径(R)/トリム(T)]: R] Enter

B半径(例:10)を入力
[フィレット半径を指定 <10.0000>: 10] Enter


フィレット2 Cもう一度「フィレットコマンド」を実行

Dフィレットする1本目の線(A)を選択
コマンド:[最初のオブジェクトを選択 または [ポリライン(P)/半径(R)/トリム(T)]:]

Eフィレットする2本目の線(B)を選択
コマンド:[2 つ目のオブジェクトを選択:]


フィレット3



Fフィレット完了

半径10でフィレット出来ましたね。



[補足]
図形をポリラインで描いた場合(長方形コマンド含)、1回の操作で四隅をフィレットする事が出来ます。

>手順<
@フィレットコマンドを実行

Aポリライン(P)を指定
[最初のオブジェクトを選択 または [ポリライン(P)/半径(R)/トリム(T)]:P] Enter

C図形(ポリライン)を選択
コマンドライン:[2D ポリラインを選択:]
フィレット4

Dフィレット完了
コマンドライン:[4 本の線に フィレットを実行しました]
フィレット5





応用 (面取り・フィレット)

「面取り」「フィレット」はともに距離を指定して斜めに角をつけたり、丸めたりしますね。
では、その指定する距離が「0」の場合はどうなるのでしょうか。
距離が無いまま斜めに角をつける、丸めるという事は、結局そのままくっつけてしまうという事です。
下の図を見てください。線分A(水平線)と線分B(垂直線)がありますね。

応用1

この2つの線分を距離が「0」で面取り、フィレットしたらどうなるのでしょうか。
面取りの場合・・・面取り距離:1本目=0、2本目=0
フィレットの場合・・・フィレット半径=0

応用2

結果は2つの線分が直角に交わりました。

応用3

このように、距離を「0」で取るという事は、そのままくっつけてしまうという事です。
水平線や、垂直線でなくても同じことです(↓)。

応用4




10.トリム・延長・面取り・フィレット
 グリップ機能
 尺度変更・ストレッチ・長さ変更




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