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対象:AutoCAD LT2000/LT2000i/LT2002/LT2004
※解説画像はAutoCAD LT 2000

ステップ1:AutoCADの基本操作を覚えよう


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 → ステップ1(目次) → 7. Oスナップ(オブジェクトスナップ)

7. Oスナップ(オブジェクトスナップ)

Oスナップ
     ・端点
     ・中点
     ・交点
     ・仮想交点
     ・垂線
     ・近接点
     ・中心
     ・四半円点
     ・接線
     ・基本設定
     [補足] Oスナップの循環





Oスナップ

作図を助けてくれるものにOスナップ(オブジェクトスナップ)というものがあります。
これは図形の端点、中点などを自動的に導いてくれるものです。
※単独で使う事は出来ません。

たとえば、ある線分の中点を中心とした円を描きたい時など、他コマンド実行中に補助してくれるものです。

まずは、設定してみましょう。

>手順<
@画面下ステータスバーの「Oスナップ」を右クリック
A「設定」をクリック
Oスナップ1

すると「作図補助設定」ダイアログボックスが開きます(↓)。
ここで、常時自動的に導きたいモノを選択します。
Oスナップ2
よく使うのは「端点」「中点」「中心」「交点」だと思います。
チェックをつけたら「OK」で確定しダイアログボックスを閉じます。


「Oスナップ」をオンにしておきましょう。
ファンクションキー[F3]でも切り替えができます。
オン
Oスナップ3
オフ
Oスナップ4


これで先ほど選択した「Oスナップ」は常時自動的に導かれるようになります。
では、選択していない「Oスナップ」はどうしたら良いのでしょうか。
毎回先ほどの手順を繰り返すのは面倒ですね。

こういうときは、「一時Oスナップ」を利用します。

>手順<
@画面上部にあるOスナップツールバーを押し続けながら下にドラッグします。

A操作したいコマンドにマウスポイント(矢印)を合わせ左マウスを放します。
Oスナップ5

o1 トラッキング
一時的に決めた点からの水平、垂直方向への交点

o2 基点設定
一時的に決めた点からの指定距離にある点

o3 端点
オブジェクトの端

o4 中点
オブジェクトの中点

o5 交点
図形の交点

o6 仮想交点
交わっていない図形の交点

o7 中心
円、楕円、円弧の中点

o8 四半円点
円、楕円、円弧の四半円点

o9 接線
円周上の接線の点

o10 垂線
図形への垂線となる点

o11 挿入基点
ブロック、文字の挿入基点

o12


o13 近接線
線上の任意の点

o14 一時的に解除
o15 設定


さてさて、このままではよく分からないと思うので、主な「Oスナップ」を実際に使ってみましょう。



■端点
オブジェクトスナップ1
まずは適当な線分を描いてください。
(例)右端の点を中心とした円を描きたい

>手順<
@円コマンドを実行
ここで、コマンドラインに[中心点を指定]と指示されます。

A線分の右端近くにカーソルを合わせる
どうですか?自動的に「端点」が導かれましたね。
あとは、その端点を中心として円を描けば良いのです。
Oスナップ6

Bクリック(確定)してその「端点」を中心に円を描く


[補足]
設定で「端点」を選択している場合は、このように自動的に「Oスナップ」が取れますが、設定していない場合は「一時Oスナップ」を使いましょう。

>手順<
@円コマンドを実行
A「一時Oスナップ」からオブジェクトスナップ1(端点)を実行

あとは同じです。
カーソルを近づけると自動的に端点が導かれます。




他の「Oスナップ」も基本的には同じです。
設定していないスナップを取りたいときは、一時Oスナップを使います。
重要なのは、今回のように何かのコマンドを実行している際、補助的に用いるのが「Oスナップ」です。
単独では用いる事が出来ないので注意しましょう。


以下、主な「Oスナップ」を簡単に紹介しておきます。
色々と自分で試してみてくださいね。


■中点
オブジェクトスナップ2




■交点
オブジェクトスナップ3

(例:線分Aと線分Bの交点)




■仮想交点
オブジェクトスナップ4

(例:線分Aと線分Bの仮想交点)

>手順<
@線分コマンドを実行
A一時Oスナップのオブジェクトスナップ5(仮想交点)を実行
Oスナップ7

B線分Bを選択
コマンドライン:[ _line 1 点目を指定: _appint どこの]

C線分A付近にカーソルを合わせる
コマンドライン:[ _line 1 点目を指定: _appint どこの と]

自動的に仮想交点が導かれましたね。
Oスナップ8



■垂線
オブジェクトスナップ6

(例:点Bから線分Aへの垂線)
Oスナップ9



■近接点
オブジェクトスナップ7

(例:点Bから線分A上の任意の点まで線分を描く)
Oスナップ10



■中心
オブジェクトスナップ8
Oスナップ11



■四半円点
オブジェクトスナップ9
Oスナップ12



■接線
オブジェクトスナップ10

(例:点Aから円への接線を描く)
Oスナップ13




■基本設定
オブジェクトスナップ11

(例:点AからX方向に80、Y方向に40離れた点Bを基点に線分を描く)

>手順<

@線分コマンドを実行
A一時Oスナップの(基本設定)を実行
コマンドライン:[ _line 1 点目を指定: _from 基点:]
Oスナップ14

B点Aを選択

C点Bまでの相対距離を指定
[ _line 1 点目を指定: _from 基点: <オフセット>: @80,20] Enter

これで線分コマンドの始点(点B)が取れましたね。



[補足] Oスナップの循環
下の図を見てください。
分かり難いですが、実は今スナップが取られている「交点」のすぐ左に、線分Aの「中点」があります。
「交点」のスナップを取りたいのですが、自動的に「中点」が取られてしまう事があります。
こういう場合、一時Oスナップで「交点」だけを取るか、[Tab]キーでOスナップを循環させます。

Oスナップ15



目的のOスナップが取りづらい場合
方法 1: 一時Oスナップを使って目的のスナップだけを取る
方法 2: [Tab]で循環させる



 1 - 8. 文字
 1 - 6. 円弧





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